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【NPBアワーズ】西武・武内夏暉が圧巻の新人王 歴史的貧打の中で10勝、防御率2・17

東スポWEB / 2024年11月26日 17時40分

パ・リーグ最優秀新人賞の選ばれた武内夏暉

西武・武内夏暉投手(23)が2024年度のパ・リーグ新人王を受賞した。西武では通算17人目、球団投手としては20年の平良、22年の水上に続き11人目の受賞となった。

昨年ドラフトでヤクルト、ソフトバンクと3球団が競合した武内はルーキーイヤーの今季21試合(145回1/3)に先発登板し今井と並ぶチームトップタイの10勝6敗、防御率2・17と期待に応えた。

何よりチームが打率2割1分2厘、350得点(いずれも12球団ワースト)の貧打で「借金42」という歴史的な低迷を喫したシーズンで防御率はソフトバンク・モイネロ(1・88)に次ぐリーグ2位の2・17をマーク。チームトップの「貯金4」を作った安定感はルーキーの枠を越えていた。

武内は「開幕からローテ―ションに入れていただき結果的に2ケタ勝利と規定投球回を達成できたことはうれしい。最終戦(9月30日の日本ハム戦=ベルーナ)が一番印象的。今年1年、体調不良もありローテーションで回ることができなかったので来年は1年間ローテーションを守って今年以上の成績を目指していきます」と今季を振り返った。

炭谷からプレゼントされたスーツを身に着け表彰式に現れた武内は「着心地は本当に良くて自分でいうのもあれなんですけど、似合っているかなと思います」としながら「(炭谷とバッテリーを組み)投げていくにつれて、自分の引き出しが多くなったというか、今までにない配球があったので、この成績があったのかなと思います」と女房役の献身に改めて感謝した。

また、オリックス・宮城、ロッテ・佐々木といった同級生については「1年前、大学の時に比べると近づいた印象はありますが、やはりまだ1年目ということもあり分からないこともありましたし苦労したこともたくさんあった。トッププレーヤーというか同世代ですけど、球界を代表するピッチャーなので来年も少しでも近づけるように頑張りたい」とコメント。「来年はイニングをあと20回ぐらい多く投げたい。もちろんタイトル争いをしたいと思いますし、それだけレベルの高いピッチャーがたくさんいるのでそこに食い込みたい」とさらなる進化を語っていた。

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