【陸上】大学駅伝３冠懸かる国学院大 注目ポイントは〝顔〟 前田監督「男前な選手がそろってきた」

アディダス社のイベントに出席した前田康弘監督

大学駅伝３冠に王手を懸けた国学院大の前田康弘監督が〝イケメン軍団〟への注目を呼びかけた。

三大駅伝の初戦となった１０月の出雲駅伝で５年ぶり２度目の優勝を果たすと、１１月の全日本大学駅伝では初優勝。２７日に都内で行われたアディダス社のイベントに出席した指揮官は「〝一戦必勝〟を合言葉に走った選手はもちろん、チーム全員で勝ち取った勝利」と振り返った上で、来年１月の箱根駅伝に向けては「〝一戦必勝〟の気持ちは変わらないので、しっかり勝ちに行くという姿勢で頑張りたい」と抱負を述べた。

現在は各選手が順調に練習を積んでおり、２８日から合宿に入るという。「ここから箱根仕様にしていかないといけない。出雲、全日本、箱根と大学駅伝は距離が伸びていく。体だけではなく気持ちの部分でも、長い距離に耐えられるものをつくっていかないといけない。しっかり箱根に耐えられる、ラスト５キロの粘り、箱根仕様にしていくところをポイントにこれからはトレーニングしていく」と展望を語った。

イベント内では注目ポイントを「みんなの顔」と明言した上で「オールドの方だけじゃなくて、若い人たちにも興味を持ってもらいたい。そういう意味で男前な選手がそろってきたので、ぜひそこも見てもらえたら」とにっこり。すると、野中恒亨（２年）は「監督が言っていたイケメンは僕です。今年は僕が一番勢いはあります。僕を見てください！」を猛アピールするなど、早くもシ烈な争いが始まっていた。