アンジュルム・川村文乃 〝キラキラしちゅう〟ライブで涙の卒業「幸せすぎる日々をありがとう」

卒業公演を行った川村文乃

ハロー！プロジェクトのアイドルグループ「アンジュルム」の川村文乃（２５）が２８日、東京・日本武道館で行われた秋のコンサートツアー千秋楽公演「１０ｔｈ ＡＮＮＩＶＥＲＳＡＲＹ ＴＯＵＲ ２０２４ ＡＵＴＵＭＮ 『ＲＯＯＴＳ』 川村文乃 ＦＩＮＡＬ☆ＫＩＲＡＫＩＲＡ☆」に出演。２０１７年６月から約７年半にわたるグループでの活動に幕を降ろした。

同公演は９月からスタートしたアンジュルムの改名１０周年を記念したアニバーサリーツアーの千秋楽で、川村の卒業公演を兼ねて行われた。川村は、アンジュルムおよびハロプロを卒業し、芸能活動も終了する。

この日は川村のメンバーカラー・ライトパープル色のペンライトが武道館を染め上げ、ファンからは「かわむー！」「あやのー！」とたくさんの声援が飛び交った。セットリストは川村が最後に披露したいという曲を中心に、公演タイトル「ＫＩＲＡＫＩＲＡ」にちなんで、歌詞に「キラキラ」というワードが入った曲をチョイス。ＭＣでも「この公演は『ＫＩＲＡＫＩＲＡ』ということで、アンジュルムの皆とめちゃくちゃキラキラ輝きたい。ここにいる皆さんとも忘れられない時間を過ごせたらと思っています。楽しみましょう！」と輝く笑顔で呼びかけた。

アンコールでは、キラキラした装飾とふんわりしたミニスカートが印象的なライトパープルのドレスに身を包み登場した。スーパーの魚売り場や駐車場に立ってパフォーマンスしていた高知県のご当地アイドル時代から、１万人のファンに見守られての卒業を果たし「ライトパープルのペンライトで私を照らしてくれて、輝かせてくれて、私をキラキラしちゅうアイドルにしてくれてありがとうございました。川村文乃という存在がみなさんの心で輝き続ける一等星になれたら嬉しいなと思います。幸せすぎる日々をありがとうございました」と目に涙を浮かべて感謝した。

最後はソロバージョンの「夢見た１５年」や「友よ」といった楽曲を披露。メンバーから受け取った手紙を愛おしそうに衣装に結びつけ「こんなにも大好きになれて本当に幸せでした。皆からもらった言葉に背中を押されてこれからも頑張っていこうと思います」と最高の笑顔。輝き続けたアイドル人生に終止符を打った。