ＫＢＯの〝スーパースター〟金倒永 年俸1000万円から４倍アップの大台到達なるか

キム・ドヨン

韓国ＫＩＡ所属でＫＢＯのＭＶＰに輝いた〝超新星〟金倒永（キム・ドヨン＝２１）の年俸４００％アップに注目が集まっている。今季は１４１試合に出場して打率３割４分７厘、３８本塁打、１０９打点、４０盗塁、１４３得点大の活躍で大ブレーク。チームを優勝、韓国シリーズ制覇に導き、先の「プレミア１２」でも３本塁打とその名を世界に知らしめた。

韓国人選手初の「４０―４０」は逃したが、これ以上ないシーズンを送ったキム・ドヨンに韓国メディア「朝鮮日報」は「３年目にＭＶＰを握った男の価値はそれくらいになるか。次の関門は年俸だ。今年は１億ウォン（約１０７４万円）に過ぎない。だがもう違う。イ・ジョンフ（ジャイアンツ）でさえ、ＭＶＰまで６年の時間が必要だった。キム・ドヨンは３年で獲得した来季の年俸が歴代１位を記録しても十分理解できる」とその価値を伝えている。

４年目での年俸の歴代トップはイ・ジョンフの３億９０００万ウォン（約４１７３万円）。キム・ドヨンが４億ウォン（約４２８０万円）の大台到達なら４００％アップになる。スーパースターに上り詰めた男が年俸でも快挙を達成するか。