井上尚弥 vs グッドマン勝負の行方は…? 元世界王者たちが見解
東スポWEB / 2024年12月1日 5時4分
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が、IBF&WBO同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)との防衛戦(12月24日、東京・有明アリーナ)を控えるなか、元世界王者たちが勝負の行方を占った。
元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏(69)のユーチューブチャンネル「具志堅用高のネクストチャレンジ」に、元WBC世界スーパーフライ級王者・川島郭志氏(54)が出演した。
ここまで19戦全勝(8KO)のグッドマンについて、川島氏は「無敗で手数も出るし、体も大きい。勇敢でいい選手」と評価する。
その上で「そこに落とし穴というか、井上選手の正確なパンチが入れば(試合が)終わってしまう可能性は十分ある。(グッドマンは)パンチを打っている時に、もらう時もあるからそこに隙がある。身長も高い(169センチ)し体も大きいので、そこの利を生かしてどんどん攻めていくと思う。ただ、そこは井上選手ですから目もいいしパワーもある。(井上のKO勝ちで)1発で終わる可能性もある」と〝モンスター〟のKO勝ちに期待を寄せた。
井上は9月の前戦で、TJ・ドヘニー(アイルランド)に7ラウンド(R)TKO勝ち。グッドマンも昨年3月にドへニーと対戦し、10R判定勝ちを収めている。
具志堅氏は、今回の試合について「(井上が)早い回でKO(勝ち)するか、ずるずる最終Rまでいく」と予想し、挑戦者について「手数が多くて、スピードタイプ。スピードがなければ(井上に)対応できないと思う」と実力を見定めた。
続けて、具志堅氏は「(井上は)パワーがスーパーバンタム級でも異常に強い。パンチ力があるから当たったら倒れるような気がする。(グッドマンが)アウトボクシングをずっと続けられれば、判定までいく可能性は高い。(井上の挑戦者は)みんなすぐ打ち合いでくるから、パンチでみんな倒されている。(グッドマンは)距離を取って前半やっていけば、後半まで見られる試合をすると思うし、してほしいけどね」と好試合に期待していた。
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