1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

懐かしのアニメーションを再現する集団「NOSTALOOK」 挑戦し続ける理由とは

東スポWEB / 2024年12月1日 10時5分

「特に『主人公たちが歩き続ける』といったような〝リピート〟を使った演出は、少ない手間に対して映像の見栄えの良さが非常に良いんですね。尺を持たせられる上に音楽にも合わせられるという意味でも、究極の演出だと思っています」

さらに今年はHTB制作のバラエティー番組「水曜どうでしょう」のディレクター陣(藤村忠寿氏・嬉野雅道氏)に向けた昭和風動画「水曜いかがでしょう」のオープニングアニメも担当した。これまで再現した年代よりも古い、60年代風のアニメ制作には苦労もあったと語る。

「普段取り上げている80年代は当時の生活がイメージしやすいのですが、60年代はまだ各家庭に行き渡っていない家電があったり、その時代には存在しない日用品があったりしますので…。かなり当時の状況を勉強することになりました」

労力がかかるとはいえ、発信してきた動画・MVに高評価が寄せられていることには素直に感謝しているという。

「意図していなかった考察コメントをいただくこともあり、楽しく拝見しています。『丘の上のチャーリー』という架空作品の予告編には『〇〇のシーンは泣けた』『家族で見ていて、ぬいぐるみの取り合いになった』といったような、まるで当時視聴していたかのようなコメントをいただきました。またSNSのフォロワーからは、以前我々がデザインしたCDジャケットを基に、お子さんが描き上げたという直筆のイラストをDMでいただいたこともあります。老若男女問わず楽しんでいただけていることは本当にうれしいですね」

これからも動画・静止画に関わらず、あらゆる形で〝あの頃〟のアニメ文化を広めていきたいと語るメンバー。

「『水曜いかがでしょう』で楽しんでいただいた60年代のデフォルメされたアニメもどんどんやっていきたいですし、80年代のセルアニメ全盛期の、〝ゴリゴリとした作画〟にも挑戦していきたいです」と意気込んだ。

あらゆる世代を「懐かしさ」満載の映像でくすぐり続けるNOSTALOOKは、さらなる展開に向けて今日も筆を走らせている。

のすたるっく 70年代から90年代にかけてのアニメーションを再現した動画で話題を集める「アニメーションアートプロジェクト」。架空のアニメ作品をイメージしたオリジナル動画を投稿する他、現在は「timelesz」「デュア・リパ」「優里」等、有名アーティストのMV制作も担当する。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください