松本人志側が裁判で抱えていた〝リスク〟 文春側と「利害一致」した訴訟取り下げを北村晴男氏が分析
東スポWEB / 2024年12月1日 23時5分
弁護士の北村晴男氏(68)が11月29日、自身のユーチューブチャンネルを更新。11月に電撃終了した「ダウンタウン」松本人志と文藝春秋社による裁判に言及した。
裁判は松本側が訴えを取り下げ、終了した。北村氏によると、そこには客観的証拠のない「供述と供述による信用性だけを争う裁判」に双方の弁護士がリスクを感じたことによる「利害の一致」があったという。
「客観的証拠があれば、これで勝った負けたと見通しがつくんですが、弁護士としてはどっちの言うことを本当だと裁判所が信じてくれるか、尋問やって見なきゃわからない。お互いに大変リスクを感じます」。
松本側については「仮に嘘だったとしても(女性が)涙ながらに訴える。反対尋問しても大きくは崩れなかったとすると、裁判官は同情して嘘を見抜けないんじゃないかと、原告側はリスクを感じます」。
文春側については「被害女性が証言をしてくれるか。今『出る』と言っても『やっぱりやめた』と言われればどうしようもない、必ず負けるので。本当に出てくれて、反対尋問でも崩れないかどうか。不利な証言をポロッと言うこともある。そういうリスクを文春側も大きく感じる裁判です」と解説した。
そのようなリスクのある裁判に、松本を一刻も早く復帰させたい吉本興業や、勝ってもメリットのない文春側などの思惑が入り交じり、訴訟の取り下げに至ったと北村氏は分析。
「文春からすれば、やめてくれることに越したことはない。弁護士費用がかさむだけで、負けたら賠償金も支払わなければならない。取り下げにはもろ手を挙げて賛成だったと思います」と語った。
また、松本側の出したコメントを「〝自分がやった行為が違法だった、犯罪だったというものでは一切ないですよ〟ということが前提のお詫び」と読み取り「これが双方がギリギリ調整できた内容だと思われます」と分析した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
松本人志そう簡単ではないTV復帰 民放キー局から「会見圧力」NHKは出演絶望的か
東スポWEB / 2024年12月1日 5時39分
-
松本人志 吉本興業TV局「謝罪行脚」の中身 活動再開で声明発表へ
東スポWEB / 2024年11月27日 5時4分
-
「松本人志VS文春」訴えの取り下げをした“決定的な理由”。「強制性の証拠なし」の違和感
日刊SPA! / 2024年11月21日 15時54分
-
「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り捨てる」しかない理由
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月19日 7時20分
-
松本人志の訴訟取り下げ背景に「最優先にせなアカン」浜田雅功も乗り出した“自粛芸人の復帰計画”
週刊女性PRIME / 2024年11月18日 21時0分
ランキング
-
1《オークションサイトに大量出品》有村架純が使用した『あまちゃん』台本が流出、所属事務所は「本人も胸を痛めている」 意外な“出品ルート”も明らかに
NEWSポストセブン / 2024年12月18日 11時15分
-
2ブラタモリ 来年4月からレギュラー放送復活 終了から1年「新しい形でお届けする」 復活望む声多く
スポニチアネックス / 2024年12月18日 15時32分
-
3有村架純の所属事務所、台本流出について説明と謝罪「思わぬ出来事に本人も胸を痛め、弊社としても困惑している状況です」
スポーツ報知 / 2024年12月18日 14時12分
-
4NHK“美魔女”看板お天気キャスター(44)が来春に交代へ パワハラ疑惑に会社側は「お答えを差し控えます」
文春オンライン / 2024年12月18日 16時0分
-
5高嶋ちさ子「まるで公開処刑」米倉涼子とのコラボ写真で比較されてしまった“顔の大きさ”
週刊女性PRIME / 2024年12月18日 11時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください