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【巨人】野球では〝別人格〟のドラ1石塚裕惺 体育祭で部員にブチ切れた理由

東スポWEB / 2024年12月2日 5時9分

施設見学に訪れた巨人のドラ1・石塚裕惺

巨人からドラフト1位指名を受けた石塚裕惺内野手(18=花咲徳栄)ら11人が1日にジャイアンツ球場で行われた施設見学に参加。練習場やトレーニングルームなどを見学した。

石塚は「本当にこの施設に入ったら、自分のやる気次第で一軍に上がれるのか上がれないのか、それ(昇格)が早まるのか遅まるのか決まってくると思うんで。早く東京ドームでプレーしたいって気持ちが自分はありますし、一日でも早く行きたいと思ってるんで。時間を無駄にしないように大切に使っていきたいなと思います」と力強く話した。

そんなルーキーは、野球になると別人に〝変身〟するという。石塚の担任教師は「いつも謙虚でして、みんなを引っ張っていくというよりかは『陰で支えてくれるような子』ですね。教室ではあまり目立たずおとなしい感じです」と学校での日常を語る。

授業を受ける時はコンタクトレンズではなく「めがね」。クラスでは高校生らしからぬ落ち着いた雰囲気をまとい、まれに他の教師も石塚の存在に気が付かないこともあるほどだとか…。だが「野球」となると一変する。

体育祭の時にはこんな姿も見せていた。野球部員が土足厳禁のブルーシートに土足で入った際、石塚のスイッチが入った。

「『みんなが土足で入っていないところになんでお前入っているんだ! 次に使う人が困るだろう』と強めの口調で怒っていました。ただ頭ごなしに怒るのではなく、理路整然と言っていてちゃんとしているなと。野球部の生徒にはきちんと言うべきところは言って、不正を見逃さないといいますか。そういうきっちりとしたところがあるなと思いました。リーダーシップを感じましたね」(担任教師)

野球に対する実直さと正義感の強さを併せ持つ新背番号23。まだまだ底知れぬ魅力を持っているかもしれない。

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