【阪神】タイガースWomenの木戸克彦監督が一日警察署長 元捕手ならではの訓示「まずは目を利かす」

（左から）タイガースwomenの樫谷そら、安藤蓮姫、木戸克彦監督

阪神球団本部部長でタイガースＷｏｍｅｎの木戸克彦監督（６３）が、２日に大阪府旭警察署の一日警察署長を務めた。

旭区民ホールで行われた旭警察署・旭消防署合同歳末警戒部隊発隊式では署員に向けて訓示。現役時代は捕手を務めていたこともあり、「まずは目を利かすことが大事です。そして鼻です。普段の生活でもそうですが、そういったことを敏感に感じる鼻です。もう１つは耳で、自分に大事なものを頭に入れる。そして相手にしっかり伝えるための口です」と説いた。その上で、「犯罪者は、目と耳と鼻を用意してかかってくると思います。各自がしっかりとした心構えをもって守りの要となってもらいたいです」と伝えた。

また、同日行われたトークショーにはタイガースＷｏｍｅｎの樫谷そら投手（１９）、安藤蓮姫捕手（２０）と参加。昨季は惜しくもリーグ２位で連覇を逃した岡田阪神について、「先に点をとってあげる打線じゃなかったし、ピッチャーも最後は苦しんだ。岡田監督は非常に難しかったと思います。岡田監督ははっきりものをいう監督ですから、選手もほにゃほにゃとなったというのもあるかもしれませんね」と振り返った。

来季から指揮を執る藤川球児監督（４４）に向けては、「新しい顔が必要だと思います。優勝と言っているけど１年ぐらいゆっくりして、自分のチームをもう１回作り直して。来年、再来年に優勝したらいいのかなと。ただ、巨人には勝ちたいですよね」と言葉を送っていた。