【富士山女子駅伝】拓大・不破聖衣来〝お気に入り〟持参で集大成の走りへ「あどけない感じがいい」

壮行会に出席した拓大・不破聖衣来

エースの新たな〝相棒〟とは？ 富士山女子駅伝（３０日、静岡）に挑む拓大女子陸上部が２日、東京・文京キャンパスで壮行会を開催。不破聖衣来（４年）は「４年間の集大成になる。チームとしては優勝を目標に頑張っていて、個人では区間賞に近い走りは見せたいと思っている」と力を込めた。

１年時に１万メートルで日本歴代３位となる３０分４５秒２１をマーク。脚光を浴びた一方で、ケガと闘い続けた４年間だった。「自分の活躍以上に注目されることもあって、戸惑いや動揺もあった」とギャップに悩んだこともあったが「チームメートにすごく助けられた。本当に拓大でよかった」と周囲への感謝の思いを口にした。

その不破はこの先の遠征や合宿で、あるキャラクターを〝帯同〟する。この日は富士山女子駅伝を放映するフジテレビ系のスポーツ番組「すぽると！」のペンギン敏腕記者「サキドリくん」のぬいぐるみを持参。フジテレビ関係者から昨年もらったものを部屋から持ち出し、おもむろに披露した。「サキドリくん持ってきたんですよ。（７日に１万メートルのレースがある）大阪や（合宿先の）徳之島にも持って行きます」と説明し、かねて不破を追いかけてきたフジテレビ系の関係者を喜ばせた。

そんな「サキドリくん」について、不破は「あどけない感じがいいですよね」と魅力を感じながらも「でも、まだ有名じゃない。拓大内だと何これ？となっているので」とズバリ。富士山女子駅伝ではエースの走りで「サキドリくん」を猛アピールすることができるか。