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独立L・茨城アストロプラネッツの新オーナー・小谷野宗靖氏「茨城県民に愛される球団運営に取り組む」

東スポWEB / 2024年12月3日 6時4分

フレンドリータウン協定締結式で撮影に応じる笠間市長の山口伸樹氏(左)とケーダッシュセカンドの小谷野宗靖氏(提供写真)

プロ野球独立リーグ「茨城アストロプラネッツ」を運営する株式会社「茨城県民球団」が3日付で同球団の管理・運営事業を株式会社「ケーダッシュセカンド」へ事業譲渡することになった。

同球団は2017年に創設。ルートインBCリーグ加盟7年目の今季はシーズン4位となり、リーグプレーオフで敗退した。今年10月のドラフト会議では同球団所属の陽柏翔内野手(19=楽天から6巡目)と大友宗捕手(25=ソフトバンクから育成3巡目)の2人が指名されるなど、これまでもNPBへ複数の選手を輩出している。

新たに同球団のオーナーとなるのは、事業譲渡を受けたケーダッシュセカンドの代表取締役を務める小谷野宗靖氏(51)。実父は元プロ野球選手で、ロッテ一筋16年間の現役生活においてサイクル安打も達成した本紙評論家・得津高宏氏(77)だ。

小谷野氏は直撃取材に対し「きちんと設備投資を行い、地域密着の球団として茨城県民の方々に愛されるような球団運営に取り組んでいきたい。その上で今後も継続的にNPBへ優秀な選手を送り出し、日本プロ野球の発展に寄与していくことができれば」と力強い返答。ちなみに同氏は10月22日に開催されたノーザンファームミックスセール(0歳&繁殖牝馬)で「サロニカの2024」(牝、父モーリス)を牝馬で最高価格となる2億2000万円(税抜き)で落札し、大きな話題を呼んだ馬主でもある。

同球団は所在地である笠間市とフレンドリータウン協定を締結。相互に連携・協力することにより、スポーツを通じた地域振興をはじめ、青少年の健全な育成、市民の健康増進・豊かな社会生活の実現を目指すとしている。

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