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【ソフトバンク】リチャード 食事は果物だけの猛節制…山川穂高に懇願「シバいてください」

東スポWEB / 2024年12月3日 6時4分

選手会ゴルフに参加したソフトバンク・リチャード。カートは一切使わなかった

ソフトバンクのリチャード内野手(25)が今オフ「山川塾」で徹底的に心技体を鍛え上げ、8年目を迎える来季の完全覚醒を誓った。2日は福岡県内で行われた選手会ゴルフコンペに参加。「ロマン砲」卒業へ、言動に覚悟をにじませた。

先月から山川とともに練習を行っており、厳しい減量などに取り組んでいる。この日もクラブハウスに用意された豪華な昼食には一切手をつけず、持参したバナナ2本とミカン4個のフルーツだけで済ませた。年内は恩人たちをもてなすハワイ優勝旅行期間を除いて、このまま節制に努める方針で「自分から山川さんに『シバいてください』とお願いしてるんで、言われたことをやり切ります」と決意は例年になく固い。

置かれた境遇は理解している。今季も二軍では5年連続の本塁打王、3年連続の打点王を獲得。だが、一軍ではキャリアワーストとなる15試合の出場にとどまり、打率2割2分6厘、0本塁打、1打点に終わった。危機感、不甲斐なさを本人が一番に募らせているのは言うまでもない。モヤモヤした気持ちを吹き飛ばすべく、自らの甘さを断ち切ろうと懸命だ。減量中とあって、この日も移動時はカートを利用せず18ホールを走って回りきった。

自分の特性を理解し、何をすべきかを整理して、これまでとは違う信念で改めて球界屈指のスラッガーに師事した。「リッチー、ちゃんとやってますね」。クラブを両手に持ち小走りで移動するリチャードの後ろ姿を見て、山川は目を細めていた。

師匠はロマン砲の弱点を誰よりも知っている。年明け4日から27日の予定で行う沖縄・久米島自主トレは「無休」が決定済みだ。技術的には速球への対応改善に向け、すでにメカニックから見直しに着手している。体を徹底的に絞ってキレを出すのも、ゴールから逆算したアプローチだ。

「山川さんについていくだけです」。指示待ちとは違う。何が才能開花を阻んできたのか、自分なりの気づきがある。弱点を一番知る師匠の言葉に、真摯に耳を傾けている。

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