【阪神】青柳晃洋のポスティング申請が受理される「夢への挑戦を後押ししてくれた球団に感謝」

青柳晃洋

阪神は４日、青柳晃洋投手（３０）のポスティングシステムによるＭＬＢへの移籍交渉を申請し、受理されたことを発表した。

青柳は「これから交渉期間に入ると思うと、また実感がわいてきます。あらためて、自分の夢への挑戦を後押ししてくれた球団に感謝しています。どうなるかはわかりませんが、ＭＬＢに挑戦できる事を望みながらしっかりと良い話ができるようにしていきたいと思います。どんな結果になろうと、温かく見守っていただければ幸いです」と球団を通じてコメントした。

帝京大から２０１５年ドラフト５位で入団。２０２２年には１３勝、勝率７割６分５厘、防御率２・０５をマークし、投手３冠に輝いた。今季は開幕投手を務め、１２試合に登板し２勝３敗、防御率３・６９。今後は獲得を希望する全球団との交渉が可能になり、期間は４５日間。契約合意となると、獲得球団から所属球団に契約額などに応じた譲渡金が支払われる。

１１月５日にポスティング制度によるＭＬＢ挑戦を表明し、球団からも容認されていた。表明後の囲み取材では、移籍が決まった際には単身で渡米する予定だとし、「体が元気なうちに挑戦させてほしいと伝えた。お金が欲しいだけなら日本の方が儲かる。それよりも野球選手として後悔がないように」と熱い思いを語っていた。