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【松山競輪・GⅢ金亀杯争覇戦】地元の新鋭・真鍋智寛「記念だとメンバーの強さが半端じゃない」

東スポWEB / 2024年12月4日 17時31分

状態上向きで地元記念を迎えた真鍋智寛

松山競輪の大阪・関西万博協賛GⅢ「開設75周年記念 金亀杯争覇戦」は5日、開幕。S班からは深谷知広のみとなったが、11月小倉GⅠ「競輪祭」準Vの犬伏湧也に浅井康太、松谷秀幸のファイナリストがエントリーしている。

強豪に挑む地元の新鋭・真鍋智寛(26=愛媛)は調子を上げて地元記念を迎えた。「良くないところから、少しずつ上向いてきました」。9月福井での落車が思いのほか響いた。

「腰の打撲がひどくて。落車後1、2日くらいは『大丈夫かな』という感じが、その後は自転車にも乗れず。そこでバランスを崩してしまった」

そこから3場所。前回の別府でも決勝は逃したが動きは日ごとに良化していた。「落車前までとはいかないまでも、落車後では一番感じは良かった」と期待を込めた。

今年からS級に昇格。8月の当地GⅢでは決勝に駒を進める活躍を見せた。「決勝には乗りたいが、記念だとメンバーの強さが半端じゃないですね。それに落車もあって、9車がその時の松山以来になる点もどうなるか…」。それでも「1日1日しっかりと」と確実に歩みを進めたい考えだ。

今開催の後には、静岡のヤンググランプリ(28日)出場が控えている。「中四国では太田海也君がいる。まだ話してもいないけど、回れるなら彼の後ろを回りたい」。だからこそ「地元記念で弾みをつけて向かいたい」と力を込める。初日は一次予選7Rで中四国4車の先頭。しっかり駆けて落車後初勝利を狙う。

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