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【F1】角田裕毅のレッドブル昇格を元王者が猛プッシュ「彼はそのポジションにうってつけだ」

東スポWEB / 2024年12月5日 5時14分

角田裕毅(ロイター)

F1のRBに所属する角田裕毅(24)の親チーム・レッドブルへの昇格を、元王者のジェンソン・バトン氏が猛プッシュした。

レッドブルでは不振からセルジオ・ペレスの今季限りでの契約解除が決定的に。現在は後任候補として角田と同僚のリアム・ローソンに絞られたと欧米各国メディアが報じている。

今季最終戦となるアブダビ・グランプリ(GP=8日決勝)後に〝昇格テスト〟が実施される予定だが、クリスチャン・ホーナー代表や重鎮ヘルムート・マルコ博士ら首脳陣が角田昇格の方針で合意したとの報道も出ている。

そうした中、かつてF1でドライバーズタイトルを獲得した元王者のバトン氏が、英スポーツ専門放送局「スカイ」で角田の昇格を猛プッシュした。バトン氏は「レッドブルのプレッシャーに角田は耐えられるだろうか?」との問いに対して「個人的には、耐えられると思う」と断言。「昨年のユウキとは全く違う。結果を出している」と角田が今季見せている急成長ぶりを強調した。

そして、最も重要な要素である、4連覇王者マックス・フェルスタッペンと並んで走るドライバーとしての資質があるかには、こう答えた。「彼はそのポジションにうってつけだと思う。もし僕だったら、レッドブルでマックス・フェルスタッペンと並んで走りたいかどうかはわからない。ピットレーンで走るのは一番難しいから。でも、彼がその気なら、最高だよ」と太鼓判。これまでフェルスタッペンの相棒になってきたドライバーはうまくいかずに解雇の憂き目にあうことも多かったが、現在の角田ならそうした難しい仕事にも適応できると高く評価した。

そして、昇格のライバルとなっているローソンについて「ローソンは、私にとっては、まだ成長が必要で、良い結果を出せることを示す必要がある」と〝時期尚早〟だと強調した。

角田と絶対王者のコンビ誕生へ、いよいよカウントダウンだ。

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