青木真也が国際電話で大仁田厚に猛抗議 マッチメークめぐり「いい加減すぎるだろ！」

タイから大仁田を糾弾した青木

〝バカサバイバー〟こと青木真也（４１）が国際電話で〝邪道〟大仁田厚（６７）を糾弾した。

格闘技イベント「ＯＮＥ Ｆｉｇｈｔ Ｎｉｇｈｔ２６」（７日、タイ・バンコク）で柔術家コール・アバテ（米国）とグラップリング戦を戦う青木は３日に現地入り。４日に国際電話で取材に応じると「渋滞がひどくて空港からホテルまで２時間もかかった。調整？ 順調だ。体重も、もうつくれてるよ。これからは屋台のオバちゃんたちと親交を深めたい」と声をしゃがれさせた。

アバテとも顔を合わせたとして「さっき会ったからあいさつしたけど、やっぱり子供だね。肌のツヤが違った」と２０歳の新鋭との年齢差を実感。これを踏まえて「若い相手をオジさんがどう押さえ込むかを見てほしい。フィニッシュは裏投げだ」とメガネを光らせた。

試合へ死角なしに見えるが「実は１つだけ不安があるんだ…」とわざとらしく頭を抱える。嫌な予感しかしないが続きを聞いてみると「大仁田厚からオファーがあったから受けたんだけど、それが全然発表されないんだ…」と明かした。なんでも邪道率いるＦＭＷＥ８日の神奈川・鶴見青果市場大会のオファーを受けたため、７日の試合後に夜の便で帰国後、そのまま駆けつける強行日程を決断したという。

それなのに一向に参戦が発表されないとして「どうなってんだよ！ メインの爆破戦に『Ｘ』がいるけど、あれが俺なの？ 知ってはいたけど、いい加減すぎるだろ！」と憤慨する。最後に「本当に８日に試合があるのか心配でしょうがない。それが７日に向けて唯一の不安材料だ」と吐き捨て一方的に電話を切った。やれやれ。