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武居由樹 3戦ぶりKOで〝タイ人恐怖症〟払拭だ! テーマは「自分らしく戦う」

東スポWEB / 2024年12月5日 17時34分

シャドーボクシングをする武居由樹

ボクシングのWBO世界バンタム級タイトルマッチ(24日、東京・有明アリーナ)で同級10位ユッタポン・トンディー(31=タイ)と2度目の防衛戦を行う王者の武居由樹(28=大橋)が5日、横浜市内の大橋ジムで公開練習を行った。直近2戦でKOを逃している武居は「自分らしく戦う」ことをテーマに掲げ、K―1時代からのタイ選手への苦手意識を払拭することに意欲を示した。

デビューから8連続KOを記録したが、王座を奪った2戦前はジェーソン・モロニー(オーストラリア)、初防衛戦は元世界王者の比嘉大吾(志成)に判定勝ちに終わった武居。「判定で勝つのは自分の中で納得していない。今回こそはバチっと倒して勝ちたい」と3戦ぶりのKOに闘志を燃やした。

指導する八重樫東トレーナーは「ここ2戦は勝ちにこだわっていた。もっと自由に、野性味あふれる武居由樹が帰ってくるように調整している」と分析。武居は「ちょっと受け身になっていた」と話し、「あまり考えずにガツガツ行こうと思っている。最初のころは1ラウンド目から倒しに行こうという気持ちがあった」と戦いをイメージした。

相手のユッタポンはランキング10位ながら15勝(9KO)無敗で、アマチュア時代に五輪2連覇の強豪ロベイシー・ラミレス(キューバ)に勝利している。武居はK―1時代にタイ選手に3戦全勝だが、すべて判定。「タイ人との試合はあまりいい内容じゃない。独特のリズムに合わせてしまって、ずるずる判定にいった」と振り返り、「そこを生かして自分のリズムで自分の戦いたいように戦いたい」と意気込んだ。

武居には、タイに関しては少年時代のトラウマもある。キックボクシングを学んでいたころにタイ人のトレーナーにいじめられた記憶があり、「あの人たちはセミとか食べるんですよ。セミを食わされそうになったり。いじめですよ」と苦笑した。3戦ぶりのKO勝利で〝タイ人恐怖症〟を払拭できるか。

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