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武居由樹 那須川天心に「お前もう一本ベルト持ってこい」 対戦実現まで待つ

東スポWEB / 2024年12月5日 18時19分

練習を公開した武居由樹

振られた相手を待ち続ける!? ボクシングのWBO世界バンタム級タイトルマッチ(24日、東京・有明アリーナ)で同級10位ユッタポン・トンディー(31=タイ)と2度目の防衛戦を行う王者・武居由樹(28=大橋)が5日、横浜市内の大橋ジムで公開練習を行った。武居は、期待される自身と同じキックボクシング出身でWBA同級2位の那須川天心(26=帝拳)との対戦実現まで待つ意思を示し、「待っているのもいいけど、お前ももう一本(チャンピオンベルト)持って来いよ」と呼びかけた。

キックボクシング時代は武居がK―1、那須川がRISEと別の団体で活躍。ボクシングでは先にデビューして先に世界王者にもなった武居は9月の前戦後に「天心選手とやりたい」と熱望し、所属ジムの大橋秀行会長も「いつでも」と前向きな姿勢を示していた。

だが、那須川は10月の試合後に「トランキーロ。焦んなよと。気長に行きましょうよ。まだまだ強くなるんで、もうちょっと待ってください」と反応。これに対し、この日の武居は「なんとなく振られた感じでがっかりだなと。あとは引き寄せるものがあれば、いつか巡り合えると、それに期待しています」との心境を打ち明けた。

天心陣営は来秋の世界挑戦を計画中。その相手が武居になる可能性もあるが、それまでベルトを守り続ける必要がある。武居は「ベルトを守り続けるのはもちろん、待っているのもいいですけど」との考えを示しながらも、「待っているなら『お前もう一本持ってこいよ』と思っています」と那須川に挑発的なメッセージを送った。

実現への見通しについて問われた大橋会長は「難しいね。どう言っていいか分かんないな」と困惑。「天心がもうちょっと待ってくれと言っているので、待つよね」と武居に問いかけると、武居は「はい」と返答した。

すべては、この試合を突破しないと始まらない。この日の武居は2回のシャドーボクシングと、スティックを使った防御練習を1回披露。3戦ぶりのKO勝利へ「判定で勝つのは自分の中で納得していない。今回こそはバチっと倒して勝ちたい」と闘志を燃やした。振られた相手を振り向かせることができるか。

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