松本若菜主演「わたしの宝物」 男の対決前哨戦に「サイコホラー」「地獄の図書館」の声
東スポWEB / 2024年12月6日 14時19分
松本若菜主演のフジテレビ系ドラマ「わたしの宝物」が、水面下の緊迫状態から公然とした男対男、女同士のバトルに局面変わって白熱さを増している。
5日の第8話後に流れた次回12日の予告編。美羽(松本)が莉紗(さとうほなみ)から顔に水をぶっかけられて罵声も浴びれば、夫の宏樹(田中圭)の方は冬月(深澤辰哉)の胸ぐらをつかんで怒号を上げた。
4人の関係は交錯している。モラハラ夫の宏樹と一度は別れる決意をした美羽が、一夜の不倫情事で幼なじみの冬月との子を身ごもり、宏樹と冬月にその事実を隠して出産。宏樹は生まれた娘を見るや良き夫に戻った。冬月は美羽に執着。冬月に思いを寄せる同僚の莉紗は、相手の心がほかにあっても諦めきれない。この2人には宏樹とビジネス上の接点があった。
これまで不倫の秘密は美羽が一身に背負い込んでいたため、他の3人はそれぞれの関係や置かれた状況をよく知らない。そこに不倫をかぎつけた美羽の親友・真琴(恒松祐里)が義憤にかられて暴露したことから事態は急展開し、すべてカミングアウト状態に。次週は公然バトルの修羅場が予告された。
第8話では、美羽と莉紗、宏樹と冬月がそれぞれ、1対1で対峙。男同士、女同士がテーブルについた。視聴者に強い印象を与えたのは、その前哨戦のようなシーン。美羽と冬月の思い出の場所である図書館に何かあると勘づいた宏樹が足を運び、美羽が隠している不倫相手の正体を探り、冬月の名前が浮上した。そこには当の本人が偶然訪れていた――。
このシーンにX(旧ツイッター)では「地獄の図書館」「図書館のシーン、怖過ぎた」「怖すぎて逆に面白い」などと恐怖感を訴える投稿が続いた。とりわけ「音が怖すぎる」「BGMホラーすぎてハラハラする」といった背景音楽の指摘が目立つ。
図書館シーンは3分ほど。小刻みに積み重なる音が不安をかきたて、断続的に流れる。館内を歩く2人がすれ違う場面の移動撮影、駒落としのようなスローな歩みと音楽がシンクロし、サスペンス感をかきたてる。不倫を象徴する、書物にはさむ「しおり」もさりげなく画面に。美羽の相手が商談相手の冬月だと悟った宏樹が振り返ると、冬月がいた。
X投稿では、「演出怖すぎる。何これサイコサスペンスやん」「急にサイコホラーのカメラワーク」「このドラマはサイコホラーなのね」「次週予告、さらに怖い。まさにサイコホラー」と「サイコ」「ホラー」の語が飛び交っている。
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