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井上尚弥の対戦候補ラミレスがTKO負け モンスターを「終わらせる」豪語も王座奪回失敗

東スポWEB / 2024年12月8日 22時40分

井上尚弥

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)がIBF&WBO同級1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)との防衛戦(24日、東京・有明アリーナ)を控える中、将来の対戦候補に大きな動きがあった。

ボクシングのWBO世界フェザー級王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)と前王者で挑戦者のロベイシ・ラミレス(キューバ)が7日、米アリゾナ州で対戦し、エスピノサが6ラウンド(R)TKO勝利で王座を防衛した。

昨年12月の前回対戦では、挑戦者エスピノサが王者ラミレスに2―0で判定勝ちしてベルトを奪取。この日の再戦は6R、ラミレスがエスピノサの右ストレートを被弾すると、試合を棄権した。

米専門サイト「ボクシング・シーン」は「エスピノサがベルトを防衛」と速報。同記事によると、ラミレスは試合の序盤でエスピノサのヒジ打ちで目を負傷したと主張。「審判に苦情を言ったが、止められなかった」「自分の健康のために決断しなければならなかった。複視があった。右目が見えない」などと語ったことを伝えている。

この試合前、ラミレスは「井上は階級を上げるのには小さすぎるし、ある時点で限界に達する」「私のボクシングは強いし、井上の歴史を終わらせることができる」などと豪語。モンスターとの将来的な対戦をアピールしていたが、ベルト奪回の失敗で野望も遠のいた格好だ。

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