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【鳴門ボート・GⅠ大渦大賞】河合佑樹がSG、GⅠ連続V「下関を勝ってメンタル面で成長できた」

東スポWEB / 2024年12月8日 22時54分

怒涛の連続Vで、年末の大一番に弾みをつけた河合佑樹

ボートレース鳴門のGI「大渦大賞開設71周年記念競走」は8日、優勝戦が行われ、1号艇の河合佑樹(37=静岡)が逆転で1着。2022年1月の尼崎69周年記念以来2年11か月ぶり2回目のGⅠ制覇、下関SGチャレンジカップに続く2節連続Vを決めた。

風速9メートルの荒れ水面。最終決戦は安定板装着、周回短縮(2周)で行われた。地元・田村隆信が6号艇から3コースまで動いて、126/345の隊形。スタートは5艇がコンマ0台の激しいスリット合戦となった。2コースの上平真二が後手に回り、3コースの田村に攻め込まれる厳しい展開。何とか先マイも田村の攻めに反応した分、上平の差しが届く。だが、この上平を2M全速ターンで抜き返して、激戦を制した。

レース後に「追い風だし、しっかり踏み込めば大丈夫と思っていた。入るコースも見えていた」と振り返ったように、荒れ水面に前づけ艇、スリット隊形と厳しい条件が揃ったが、冷静沈着に立ち回った。「下関を勝ってメンタル面で成長できた」。直前のSG初制覇が連続Vにつながった。

次走は大一番のグランプリ。勢いでは間違いなくナンバーワンだ。

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