【名古屋競輪・中京スポーツ杯】金田涼馬が師匠・内藤秀久と始めた新トレーニングで生命の危機に遭遇

金田涼馬は師匠譲りの闘魂を備えている

名古屋競輪ナイターＦⅠ「中京スポーツ杯・ＣＴＣ杯」が１０日、開幕する。初日の予選１１Ｒに挑む金田涼馬（２６＝神奈川）が持ち味の気合を爆発させる。

１１月岸和田初日に落車し「右鎖骨をまた折りました。５回目ですよ」と、トホホだが「ワイヤーを入れてのセッティングが感触良かった」。眼光を光らせると「師匠の内藤（秀久）さんと新しいトレーニングを始めたんです」とニヤリ。それは…。

「登山です。まだ１２００メートルくらいですが、３回登りました。５日にも登ったばかりです。心肺機能が鍛えられてます。レースでどう出るかはこれからですが」

山を登る体力的な部分だけでなく、師匠と険しい山で共有する時間は精神面で大きな成長につながる。ただし、ヤバいこともあったという。

「ルートを外れちゃって、本当に遭難していくコースに行ってしまったんです。道がグチャグチャで危なかったです」

生命の危機を感じたそうだが、２人で乗り切った体験は人間として重要なもの。ケガに負けない師弟コンビが二人三脚で歩んでいる。