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【全日本】「プロレス大賞」殊勲賞の安齊勇馬 3冠王座返り咲きを宣言「自信を持って腰に巻きたい」

東スポWEB / 2024年12月11日 18時20分

受賞者会見に出席した安齊勇馬

全日本プロレスの安齊勇馬(25)が、3冠ヘビー級王座返り咲きを誓った。

「東京スポーツ新聞社制定2024プロレス大賞supported byにしたんクリニック」殊勲賞獲得から一夜明けた11日、東京・湯島の事務所で受賞者会見に出席。

「少しでも全日本が盛り上がるようにと思ってやってきたんですけど、それが殊勲賞受賞になって、今はうれしい気持ちでいっぱいです。このようなうれしいニュースをファンに届けることで、年末に向けより一層全日本が盛り上がるんじゃないかと思っています」と笑顔をのぞかせた。

安齊にとって大飛躍の1年になった。3月に中嶋勝彦を破り、デビュー1年半で3冠ヘビー級王座を奪取。24歳10か月での初戴冠は、2016年2月に宮原健斗が樹立した26歳11か月を大幅に塗り替える最年少記録更新となった。

防衛ロードでは宮原健斗、鈴木秀樹、諏訪魔、本田竜輝、斉藤レイという並み居る強豪を退け5度の防衛に成功。しかも5月29日後楽園大会の宮原とのV1戦は年間最高試合賞にノミネートされた。

決選投票では新日本プロレスの3月20日長岡大会で行われた辻陽太vs後藤洋央紀に敗れ受賞を許したものの、安齊は「自分の中では殊勲賞と同じくらい、そういうところにノミネートされたというのがうれしい」と大きな自信を得た。

3冠王座は8月に青柳優馬に敗れて手放し、現在はデイビーボーイ・スミスJr.が保持する。もちろん、安齊はあきらめていない。「あのベルトを一回経験してしまうと、3冠ベルトでしか味わえない経験とか思いがあると思う。来年はもう一度、あの3冠ベルトを、次は自信を持って腰に巻きたいなと思います」ときっぱり。王道マットの次期エースが、再び団体の頂点を狙う。

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