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【NBA】河村勇輝の〝難易度マックス〟美技に全米熱狂「ハーデンの得意技を難なく使える」=米メディア

東スポWEB / 2024年12月11日 18時30分

河村勇輝(ロイター=USA TODAY Sports)

米プロバスケットボールNBAグリズリーズの河村勇輝(23)が披露した〝超絶美技〟に全米が沸いている。

河村は現在、グリズリーズと下部Gリーグのハッスルを行き来しながらプレー。そうした中で8日(日本時間9日)のウィザーズ戦で見せたスーパープレーが注目の的となっている。

試合終了まで54秒という場面で、河村はステップバックしてから3ポイントシュートを放ち、見事に成功させた。

この一連のプレーが、あるスーパースターの〝得意技〟だったため、NBAでデビュー間もない河村が披露したことで目の肥えた現地メディアやファンを騒然とさせている。

米メディア「LWOS」は「河村勇輝がジェームズ・ハーデン(クリッパーズ)のステップバックをマネした」と題して、このシュートに関する特集を組んだ。

「グリズリーズがウィザーズに大勝した試合で、河村は数分間プレーし、観客を失望させなかった。今回、河村はMVPに輝いたこともあるハーデンが使うのと似たステップバックによる3ポイントシュートを披露した」と指摘した。

その様子を同メディアは「ユウキは一番上でボールを受け取り、右にドリブルし、後ろに下がって3ポイントシュートを放った。解説者も『小さなステップサイドステップでドリブルした』と大騒ぎした。ユウキがシュートを決めると、いつものように観客は大盛り上がり。河村はハーデンの得意技の一つを難なく使えることを示した」と強調する。

ハーデンは2018年に最優秀選手(MVP)、オールスターも10度の出場を誇る現役屈指のスーパースター。そして〝必殺技〟として代名詞となっているのが「ステップバック3ポイントシュート」だ。

「ハーデンがステップバック3ポイントシュートを発明したわけではないが、このシュートを有名にしたのは彼だろう。ヒューストンでMVPに輝いた頃、ハーデンはステップバックで常にディフェンダーをかわし、距離を取ってオープン3ポイントを打っていた。ステップバックはシュートのためのスペースを作る最も効果的な方法の一つだ。ハーデンは、通常なら難しいシュートでもコンスタントに決めるだけの技術がある」。まさに相手に大ダメージを与える難易度マックスの必殺技。「もちろん、ドリブルやフェイクドライブが上手でなければならないため、常にこのシュートが通用するわけではない」と同メディアはその難しさを指摘する。

スーパースターの必殺技を完ぺきに決めた河村。まだ出場時間こそ少ないが、アピール度は抜群だ。

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