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玉川徹氏 3党合意「178万円を目指して」文言を分析「この辺は自民党のマジック」

東スポWEB / 2024年12月12日 11時9分

石破首相

コメンテーターの玉川徹氏が12日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、午前8時)に出演し、自民、公明、国民民主の3党の幹事長会談で、年収103万円の壁を「178万円を目指して来年から引き上げる」と合意したことについて持論を展開した。

今回の3党合意については「補正予算を通すために、自民党としては国民民主党のご機嫌を取らなければいけなかったという部分が大きいんだと思いますね」。

玉川氏は「“目指す”ということになると、例えば“目指した”結果として110万円でしたといっても、“目指した”んですよ。この辺は自民党のマジックの部分があって、178万円っていう数字は絶対、この文言の中にいれなければいけないということで、178万円“目指す”っていう文章になったと思うんです」とあくまで目指す格好をつけたのではと解説した。

この103万円の壁撤廃には「自民党の中でも引き上げること自体に異論はないわけですよ」という玉川氏。ただ、宮沢洋一税調会長がこの3党合意に「釈然としない」と苦言を呈しているように、自民党内でも引き上げ額には様ざまな思惑もある。

玉川氏は「10兆円近い減収になるんで、これはただの減税になってしまう。減税して穴をどうやって埋めるんですかってのが政党の責任だと思うんですね」とし、「いまのところ国民民主党は恒久減税ですから、恒久財源が必要になるんで、恒久財源として何を持ってくるかという話について、まだ煮詰まってない感じがありますね」と議論半ばではないかという。

この問題は来年の通常国会で議論されることになるが「もし10兆円を埋めることができないのなら、10兆円借金するんですか、将来に付け回ししますかという事も考えなければいけないし、額を圧縮するということになるかもしれないし、もしくは別の財源というものを見つけてきて、それで手当てするのかもしれない」としながらも、「責任のある議論が来年の通常国会で行われるんだろうなと思います」と期待した。

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