【箱根駅伝】連覇を狙う青学大に「あいたいね大作戦」が浸透 主将・田中悠登が会いたい人は…

壮行会に出席した青学大主将の田中悠登

来年１月２、３日に行われる第１０１回東京箱根間往復大学駅伝競走（箱根駅伝）で連覇を目指す青学大内には、早くも「あいたいね大作戦」が浸透しているようだ。

１２日に東京・青山キャンパスで行われた箱根駅伝に向けた壮行会では、原晋監督（５７）が「（復路のゴールの）大手町でみなさんとお会いすること、喜びを分かち合えることを楽しみにしている。『あいたいね大作戦』スタート！」と発令。各選手の調整は順調に進んでおり「自分たちの力を信じて、体調をきちっと整えてスタートラインに立てれば、おのずと結果はついてくると確信している」と自信を口にした。

この日は作戦名にちなみ、各選手が「会いたい有名人」を告白。かねて原監督は歌手の中森明菜を挙げていたが、主将の田中悠登（４年）は「ファンキー・モンキー・ベイビーズさんに会いたい。小さい頃から聞いていて、苦しい時、なかなかうまくいかない時にたくさん支えてもらったので、箱根が終わったらライブに行きたい」と明かし、平松享祐（２年）は「会いたい人はＡｄｏさんです」と声を弾ませるなど、モチベーションが高まっている。

エース格の活躍が期待される太田蒼生（４年）は「俺が勝たせてやるというつもりで頑張る。最後は区間新記録を出して終わりたい」と気合十分。２年連続８度目の総合優勝へ、着々と準備が進んでいる。