【箱根駅伝】青学大の人気絶大 壮行会に〝エキジョ〟集結で黄色い声援「かっこいい～！」

壮行会に出席した青学大・原晋監督

人気絶大だ。来年１月２、３日に行われる第１０１回東京箱根間往復大学駅伝競走（箱根駅伝）で連覇を目指す青学大が１２日、東京・青山キャンパスで壮行会を開催。原晋監督（５７）は「１２月の最後の選抜強化合宿でも例年以上のタイムが出ている。故障者、体調不良者も今のところ出ていない」と順調な調整ぶりを明かした。

出雲駅伝、全日本大学駅伝は３位に終わったが、チームの状態は右肩上がり。２年連続８度目の総合優勝への期待が高まる青学大戦士を一目見ようと「エキジョ」と呼ばれる駅伝ファンは壮行会開始２０～３０分前から来場。自前の一眼レフカメラを持って最前列を確保し、選手たちの一挙手一投足を写真に収め、推し選手が登場した際には「かっこいい～！」と声を漏らす場面もあった。

この日はユニホームサプライヤーのアディダス社が用意した小旗約５００本が学生に配布され、会場のガウチャー記念礼拝堂前は早くもフレッシュグリーンに染まった。青学大の担当者によると、壮行会には約１２００人が来場。学内からは「うちではやっぱり陸上部の長距離ブロックの人気が一番だね」との声も上がっていた。

頼もしい味方の応援を胸に、箱根路へ挑む指揮官は「自分たちの力を信じて、体調をきちっと整えてスタートラインに立てれば、おのずと結果はついてくると確信している。『あいたいね大作戦』スタートです！」と気合十分。笑顔で大手町のゴールに飛び込んでみせる。