井上尚弥 試合延期受けＳＮＳ投稿 負傷のグッドマンに「お互い最高の状態で闘おう」

１０月の記者会見にリモート参加したサム・グッドマン

ボクシングの大橋ジムは１４日、スーパーバンタム級４団体王座統一王者の井上尚弥（３１＝大橋）の防衛戦（２４日、東京・有明アリーナ）をＩＢＦ・ＷＢＯ同級１位の挑戦者サム・グッドマン（２６＝オーストラリア）の負傷により２０２５年１月２４日（東京・有明アリーナ）に延期すると発表した。

ＷＢＯ世界バンタム級王者の武居由樹（２８＝大橋）の同級１０位ユッタポン・トンディー（３１＝タイ）との防衛戦などの他の予定試合も同じく延期となる。

年の瀬にまさかの緊急事態が起こった。決定を受けて、井上はＳＮＳ上で「１０日後に迫っていた１２月２４日の防衛戦は、グッドマンのスパーリング中の怪我により延期することになりました。楽しみにしてくれた方々には申し訳ないです。また新日程で足を運んで頂ければうれしいです！！！」とファンに向けてつぶやき、グッドマンには「お互い最高の状態で闘おう」と呼びかけた。

グッドマンは１６日の早朝に来日予定だったが、この日、海外メディアがスパーリングで左目上に裂傷を負ったと報道。ＳＮＳ上には負傷時の映像も公開されている。対応が注目されたが、両陣営が協議した結果、興行を延期することになった。