八村塁トレード解禁を前にトレイルブレイザーズ移籍が再燃 米大手誌「インパクトを残せてない」
東スポWEB / 2024年12月15日 18時9分
米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁(26)をめぐって、来年1月中旬のトレード解禁を前にトレイルブレイザーズ移籍が再燃している。
今季の八村はJ・J・レディック新監督のもとで開幕スタメンを果たして順調な活躍を見せているが、チームは苦戦が続いておりプレーオフ進出へ向けて大物の補強を検討している。
八村をトレード要員にすれば大物獲りも可能となるため、来年1月のトレード解禁を目前に控えてさまざまな移籍案が浮上している。
そうした中、米大手誌「スポーティングニュース」は、東京五輪で金メダルを獲得した〝ドリームチーム〟米国代表の一員だったジェラミ・グラント(トレイルブレイザーズ)と今夏に取りざたされていたトレード計画が、ここにきて再燃したことを伝えた。
「レブロン・ジェームズは相変わらず頑張っているが、サポート陣がチームを真の優勝候補の領域に引き上げるほど安定していない。グラントが加われば状況は変わるかもしれない。レイカーズはフォワード陣を即座に強化でき、複数のポジションを守り、レブロンやアンソニー・デービスとフィットできる選手だ」と同誌は指摘。そして「「提案されたトレードでは、八村塁、ゲイブ・ビンセント、そして2029年ドラフト1巡目指名権がブレイザーズに渡ることになる」と具体的な案を提示した。
同誌は八村が放出要員となっている理由について「八村は今季、平均12・6得点、5・4リバウンド、1・7アシストとまずまずの成績を残しているが、昨季ほどのインパクトは残せていない」と厳しく分析。「レイカーズにとって、グラントは多くの穴を埋めてくれる。彼の守備の多才さはペイント内でのデービスのプレッシャーを軽減し、より大きなウイングと対戦する際のより良い選択肢をチームに与えるだろう」とレイカーズ側がこのトレード案を積極的に推し進めていると強調した。
「攻撃面では自らシュートを打つ能力があり、これはレブロン以外にこのチームに切実に必要なものだ。グラントを現在のコアメンバーと組み合わせれば、レイカーズはプレーオフではるかにバランスが取れ、より危険なチームになるだろう。プレーオフではスター選手の力が優先されるからだ」と主張した。
日本バスケットボール協会や日本代表のトム・ホーバス監督への批判騒動がクローズアップされる中で、八村は電撃移籍もありうる激動の冬を過ごすことになるかもしれない。
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