大阪・泉大津市長選 立花孝志氏は落選確実も異例の注目度

立花孝志氏

大阪・泉大津市長選が１５日投開票され、現職の南出賢一氏が当選確実となり、ＮＨＫから国民を守る党の立花孝志党首は敗北が確実となった。

同市長選では３選を目指す南出氏と生まれ故郷で直前に立候補を表明した立花氏との一騎打ちとなった。立花氏は先月の兵庫県知事選で斎藤元彦知事の再選をアシストし、その手法を巡って、物議を醸したが、泉大津市長選では一転、シャッター街化が進む地元の振興策やテレビが映るチューナーを廃棄した家庭に補助金支給などの正攻法で臨んだ。

告示日はアンチも大挙駆け付け、選挙戦は大手メディアも報道すれば、主戦場であるネットも含めて、地方の首長選では異例の注目度となった。

市長選への立候補は兵庫県知事選で火が付いた自身への話題を消さないためで、来年１月の兵庫・南あわじ市長選にも立候補する意向だ。本丸は来夏の参院選兵庫選挙区で、自身の当選とお家騒動で政治団体となったＮＨＫ党の国政政党化を目指すことになる。