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〝ほぼ構想外〟遠藤航は今後どうなる? 前園真聖氏が「懸念材料の一つ」と指摘するのは…

東スポWEB / 2024年12月16日 5時4分

遠藤航(ロイター)

森保ジャパンの主将がサッカー人生の岐路に立たされている。イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表MF遠藤航(31)は、14日(日本時間15日)に行われたホームのフラム戦で出番なしに終わった。今季はアルネ・スロット監督のもとで出場機会が激減して構想外になりつつある遠藤。元日本代表MF前園真聖氏(51=本紙評論家)が、来年1月の移籍の可能性や代表への影響などについて見解を示した。

遠藤は昨年夏にリバプールへ加入後は当時のユルゲン・クロップ監督のもとで一定の出場機会を得ていたが、今夏にスロット監督が就任すると状況は一変。新指揮官の信頼を勝ち取れず出場時間は激減しており、現在リーグ戦は4試合連続で出番なし。直近1か月でも、公式戦2試合で終盤に出場しただけで出場時間は合計でわずか10分。〝ほぼ構想外〟の憂き目にあっているのが実情だ。

来年1月の移籍市場を目前にして現地では退団報道が過熱。13日には英メディア「フットボールトランスファーズ」が「1月にリバプール退団の可能性がある5選手」として遠藤の名を挙げ「ベテランが最高レベルでプレーし続ける時間がなくなりつつあることを考えると、可能性は排除できない」と報じた。

前園氏は遠藤の現状について「監督が代わってなかなか評価されておらず、あのポジションに求められる選手としてのファーストチョイスではありません。そういうことはよくありますし、ビッグクラブなら、なおさらあることです」と世界屈指の強豪ゆえの厳しいサバイバルを指摘する。

そして冬の移籍について「あとは彼がどういうふうに判断するかだと思います。大きいクラブなので、このまま残って勝負して、そこでチャンスをもらえればというのもあると思います。ただ、彼が『試合に出たい』というのを優先するなら、出て行くでしょうし…。これはどちらがいいとは言えません」と今後のキャリアプランの描き方次第との見解だ。

一方で、このまま出場機会がない状況が続けば、主将を務める森保ジャパンにも影響は必至だ。

「これまで(の代表選手)も、クラブであまり試合に絡んでプレーしていないと、なかなかパフォーマンスが上がらないという例はありました。そこは少し懸念材料の一つですよね。遠藤に限らないですが、コンスタントに試合に出ているからこそコンディションが上がり、試合勘が維持できて自信も持てます。そういった要素がないじゃないですか。だから、そこがどうなっていくかというのはちょっと思います」と代表でのプレーに支障が出ることを危惧した。

2026年北中米W杯へ向けて主将の存在はピッチ内外で不可欠。遠藤の移籍問題は、代表にとっても大きな悩みの種となりそうだ。

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