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【ソフトバンク】谷川原健太がバット工場に恩返し誓う 重量増加で長打力もアップだ

東スポWEB / 2024年12月16日 6時4分

ソフトバンク・谷川原健太

ソフトバンクの谷川原健太捕手(27)が職人の技を感じ取りながら、来季の長打力アップを誓った。

谷川原はこれまで持ち前の打力や走力を生かすために外野などにも挑戦していたが、プロ9年目の今季は退路を断って捕手に専念。一軍の出場試合数こそ4試合にとどまったが、二軍では74試合に出場して経験を積んだ。三笠GMも「次世代の捕手を育てていくという方針のもと、今年は腰を据えて二軍で経験してもらった。来季はその経験を生かして一軍で活躍してほしい」と期待を寄せている。

その谷川原は今季から株式会社白惣が手がける「HAKUSOH BAT JAPAN」とアドバイザリー契約を結んだ。9日には自身の商売道具がどのように作られているかを知るため、自ら生まれ故郷でもある愛知県の工場へ初めて足を運んだ。

実際にバットの製造工程を見た谷川原は「僕のバット一本ができるまでの工程で、すごく多くの職人の方が関わってくれている」とその労力と技術を体感。「活躍することが一番の恩返しだと思いました」と来季の飛躍へいっそうの決意を固めた。

結果を残すため、変えるところもある。今季は870グラムのバットを使用していたが、来季は890~900グラムのものに変更。その意図について「(バットの)モデルは同じなんですけど、少し重くすることで飛距離を上げたい」と語り「(本塁打を)5本は打ちたいです」と長打力アップを目指す。

「(来季で)10年目ですし、ここからはずっと一軍で試合に出て、レギュラーをとって、自分の地位を築いていきたい」。相棒を手掛けてくれた人たちのためにも、そのバットで正捕手の座をつかみ取りにいく。

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