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暴走王・小川直也氏 愛称「オーちゃん」命名者は初代タイガー・佐山聡氏だった…その意外な〝由来〟

東スポWEB / 2024年12月16日 6時4分

佐山聡氏(左)との久々の再会を楽しんだ小川直也氏

「オーちゃん」の名付け親は――。バルセロナ五輪柔道銀メダルで、プロレスラーとしても活躍した〝元暴走王〟小川直也氏(56)が、自身のユーチューブチャンネル「小川直也の暴走王チャンネル」を更新。兄貴分だった初代タイガーマスク(佐山サトル=67)との四半世紀ぶりとなる〝奇跡の再会〟を振り返った。

1997年にプロレス入りした小川氏は故アントニオ猪木さん、初代タイガーとUFO(世界格闘技連盟)を結成し、偉大な2人から指導を受けた。「初代タイガーマスク 佐山サトル【公式YouTube ch】」との合同企画で実現した対談は、猪木さんのマネジメント事務所「猪木元気工場(IGF)」に、初代タイガーが訪れて行われた。

初代タイガーと小川氏は初代タイガーがUFOを離脱した99年4月まで、行動をともにした。その後、猪木さんの葬儀などであいさつを交わすことはあったが、面と向かって話をするのは実に25年半ぶりだという。しかも初代タイガーはパーキンソン病とメニエール病を患っており、対談では佐山から闘病の現状も明かされた。

小川氏は「この話が決まってから、今日の日を楽しみにしていた。少ない時間で佐山さんの体調を気遣いながら」と感謝。「パーキンソン病とメニエール病が重なって、大変だと思う。メニエールの方は知り合いにいるが、船酔いの形がずっと続く感じ。今日も『佐山さん、つらいんじゃないかな』と思った。そういう中で、話していただいて最高でした。感無量です」と、体調不良を押して会いにきてくれた兄貴分に改めて感謝を述べた。

その上で、意外な〝秘話〟を明かす。小川氏は現役時代、プロレス・格闘技界では関係者から「オーちゃん」のニックネームで呼ばれていた。元暴走王によると「オーちゃんの名付け親なんですよ、実は。佐山さんからオーちゃんという名前をつけてもらって」とのこと。しかも「オーちゃん」の「オー」は、小川氏の姓からつけたものではなく、「オタク」の「オー」だとか。20代から現在までさまざまな分野でオタクぶりを見せてきた元暴走王だけに、公私にわたって付き合った初代タイガーらしいエピソードだ。

小川氏は「猪木さんの猪木元気工場で再会できた。本当は猪木さんがいれば最高だったけど…。また、トリオで話をしたかったけど、佐山さんとはこれを機にいい関係を」と、初代タイガーとは関係を再開させたいという。その上で「猪木さんがいなければこういう出会いはなかった。すべては猪木さんのおかげです」と締めていた。

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