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てんちむ〝ナイトブラ訴訟〟で「マイナス5億円」の大打撃 控訴は厳しいの見方

東スポWEB / 2024年12月17日 5時9分

てんちむ

ユーチューバーのてんちむ(31)が16日、東京地裁であった〝ナイトブラ訴訟〟の判決で約3・8億円の損害賠償命令を言い渡された。てんちむが敗訴した形で、一連の騒動で総額5億円の支出を負う。かねて控訴の意向を明かしていたが、地裁側は2週間議論を尽くしており、判決を覆すのは容易ではない。

一連の騒動のきっかけは、てんちむがナイトブラ「モテフィット」をプロデュースしたことだった。メーカーは大々的に宣伝して商品はヒットしたが、てんちむは豊胸手術を受けたことを告げていなかった。これが2020年、明るみに出て騒動に発展。てんちむとメーカーは購入者から返金を求められた。

てんちむが今年7月に配信したユーチューブ動画によれば、自身でも返金対応するため、メーカーに複数回にわたって総額2億2000万円を送金したという。ただ、メーカーがそれを購入者への返金にあてたか分からず、使途開示を求めて21年、東京地裁に提訴。すると、メーカーから豊胸手術を隠した説明義務違反があったとして反訴された。

てんちむは一連の騒動や訴訟についてユーチューブ動画で語り、法廷バトルは3年に及んで〝劇場型裁判〟の様相を呈した。かねて動画では、判決は厳しい内容になると覚悟し、巨額賠償を負えば自己破産する意向もあると口にしていた。

16日、東京地裁であった判決。

「主文 原告(てんちむ)は被告(メーカー)に3億8457万4504円及びこれに対する令和4年10月18日から支払い済みまで年3%支払え」

てんちむ側もメーカー側も欠席する中、裁判官は淡々と判決文を読み上げた。

法曹関係者の話。

「メーカーからの反訴を受けて『原告てんちむ・被告メーカー』『原告メーカー・被告てんちむ』という〝併合審理〟の形を取りました。判決では原告をてんちむさんとし、その結果、原告が賠償命令を受ける珍しいケースになったんです」

てんちむは一連の騒動で総額5億円の支出を負う。

本人が今年7月に配信したユーチューブ動画によれば、自身はナイトブラのプロデュースで1億円を得たそうで、メーカーは37億円を売り上げたという。

「てんちむさんとしては1億円の収入があったけど、購入者への返金で2・2億円を支出し、判決で3・8億円の支払いを命じられたので5億円マイナスになります」(前出関係者)

これまでユーチューバーやホステス、ショーダンサーとして年収は数千万~数億円ともいわれたが、5億円はさすがに巨額だろう。

かねて動画では控訴する意向に触れていたが、「地裁は(12月)2~13日の2週間、みっちり議論して煮詰めた上で判決を導いています。これを覆すのは容易ではありません」(同)

てんちむの代理人の法律事務所は取材に対し、控訴について「お答えできません」とした。

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