【阪神】大山悠輔らFA4選手オール残留も…巨人の〝2大補強〟に球団関係者「えー!」
東スポWEB / 2024年12月17日 6時14分
藤川新体制の下、新シーズンへの準備を着々と進める阪神は今オフ、国内FA権を取得した大山悠輔内野手(29)、坂本誠志郎捕手(31)、糸原健斗内野手(32)、原口文仁内野手(32)の4選手全員の引き留めに成功した。〝パーフェクトゲーム〟とも呼べる結果にチーム一同がホッと胸をなで下ろし、年越しの準備を始めていたところ、衝撃的なニュースが舞い込んできた。
よりによって最大のライバル・巨人に竜の無敵守護神、ライデル・マルティネス投手(28)の加入が16日に正式発表され、日米通算197勝右腕・田中将大投手(36)の移籍も確実に…。球団関係者も「朝から『えー!』ってなったわ!」と目を白黒。「これで大山まで巨人に獲られていたらと思うと…」と宿敵Gの今冬の〝ガチ補強モード〟に驚きを隠せなかった。
言うまでもなく巨人は今季、悲願でもあった球団史上初の「アレンパ」を阻止された不倶戴天の敵。名門球団の勝利への執念とここ一番での地力は、虎関係者の誰もが痛いほど熟知している。「虎の4番がよりによって巨人へ移籍」という最悪のシナリオは大山の権利と意向を最大限尊重した残留交渉と、本人のチームへの愛着も実って無事に回避できたが、戦力編成としては「プラスマイナス」であることに変わりはない。
それでも阪神は2015年オフの金本政権樹立から続く生え抜き育成路線が軌道に乗ったことに自信を示し、今オフもFA戦線に参入することはなかった。森下、前川ら20代前半の野手が順調に台頭し、投手陣も門別、茨木らの若手が成長中。現有戦力の底上げで〝球界のガリバー〟にどこまで対抗できるのか…。来季に向けた戦いはすでに始まっている。
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