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渡辺えりがSnow Man向井康二の礼儀正しさを絶賛「テレビに出てると応援しちゃいますね」

東スポWEB / 2024年12月17日 13時9分

(左から)渡辺えり、水谷八重子、波乃久里子

女優の渡辺えり(69)が大先輩の水谷八重子(85)、波乃久里子(79)と二月新派喜劇公演「三婆(さんばば)」で共演。その記者懇親会が17日、都内で開かれた。

金融業者・武市浩蔵の急逝により、その妹(渡辺)と愛人(水谷)、本妻(波乃)の奇妙な同居生活が始まり…という話。1961年の原作小説をもとに73年舞台化され、以来上演を重ねてきた。女性たちの老後問題を、ユーモアたっぷりにテンポよく描いた作品だ。

若い俳優は、アイドルグループ「少年忍者」のリーダー・川﨑皇輝(22)だけ。武市家の御用聞き、八百屋の辰夫役を演じる。渡辺によれば「若い人たちとアタシたちの対比として、すごく重たい役」だそう。「だから強い存在感の人にやってもらいたいと思っているので、この方は初めてやりますけども(初共演)、そういう舞台をやりたいって意欲がある方だと思うので、きっと面白くやっていただけるのでは」

5年前、辰夫役が「Snow Man」向井康二(30)だった三婆に出演した当時を、渡辺は「おかしかったですよ。自主稽古してますから。開演前に毎日1時間ぐらい稽古してました、特訓。でも、それもやる気満々の方だったので、それも楽しくやって…」と振り返った。

「そのSnow Manの方? 今も(テレビに)出てると応援しちゃいますね、ついつい。お母さんがタイの方だっけ? それですごく厳しいしつけをなさってて、だからすごく挨拶もすぐするような素敵な方でしたけどね。思い出深いです」

こうした若手男性アイドルがキャストだと、そのファンが多く見に来て、前列に座っていたりするそうで…。「前から3列目ぐらいまで来ると、もしアタシが(セリフを)喋ってても〝あれ? アタシを見てないな〟と思うと…ちょっと辛いかな。それで毎日来るでしょ、同じ人。だから笑わないんですよ、もう。1回見てるから。全然反応がなくなるんですよ」

アイドル目当ての観客がいても、渡辺は「それでも負けずにやります(演技します)けどね」とのことだが、「コッチのほう、見てほしいと思いますね。(中略)で、そういう(笑わない)こともやめてほしいと…」と、遠慮気味に本音を明かした。

同舞台は来年2月1~9日に東京・新橋演舞場で。同月13~24日(月曜休演)は京都・南座で上演される。

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