中谷潤人 井上尚弥戦を「見据えている」西田凌佑のラブコールには「それなら話は早い」
東スポWEB / 2024年12月17日 18時14分
ボクシングのWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(26=M・T)が17日、都内のWOWOWで行われた「エキサイトマッチSP『中谷潤人vsペッチ』『那須川天心vsアシロ』」(WOWOWライブとWOWOWオンデマンドで2025年1月6日午後9時放送・配信)の収録に出演し、IBF同級王者・西田凌佑(28=六島)との2団体王座統一戦を希望し、スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)との対戦にも前向きな姿勢を示した。
10月14日にペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)を6回TKOで破った2度目の防衛戦を振り返った中谷。現在のバンタム級は4人の日本人が主要4団体の世界王者を占め、15日に防衛に成功した西田は中谷との対戦を希望した。この状況で、収録中に今後について問われた中谷は統一戦の希望を改めて口にし、「意識する存在ではありますし、(チャンピオンなら)誰でもと思っていたので、その中で名前を出してくれたので、それなら話は早いかなと」とラブコールを歓迎した。
自身と同じ長身サウスポーの技巧派との戦いには「サウスポーの選手で背も高いので、最初は駆け引きが多くなるかなと思うんですけど、当てられるパンチを当てて、コントロールしていければ」とイメージ。自身の次戦は来年2月頃を想定しているが、西田陣営は来年6月ごろを想定しており、実現の時期については「そこらへんは僕の状況にもよるので、何とも言えない」と話すにとどめた。
また、収録中には来年の対戦が期待されている井上について問われ、「そこを見据えて頑張っています」と返答。取材では「ファンのみなさんが期待しているのは十分感じているので、そういった試合をしていくのは僕自身の成長にもつながる。期待というものは膨らんでいくものなので。自分自身を信じて発揮できるタイミングがあると思うので、そこに向けて自分自身を作り上げていけば、おのずとタイミングは見えてくると思う」と、その意義と実現の見通しを語った。
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