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【阪神】大竹耕太郎、漆原大晟「現役ドラフト勝ち組」連発で…前巨人・畠世周にかかる大きな期待

東スポWEB / 2024年12月18日 6時14分

左から阪神・大竹耕太郎、巨人から新加入となる畠世周、漆原大晟

先人たちに続けるか。阪神・大竹耕太郎投手(29)が17日に兵庫・西宮市内の球団施設で契約更改に臨み、2300万円増の年俸9000万円でサインした。

「2年連続でできたので『3年連続でやって一人前』と言っていただいたので、来年頑張ろうという気持ちになりました」。2022年の「第1回現役ドラフト」でソフトバンクから阪神に移籍し、今季は11勝(7敗)を挙げ、2年連続で2桁勝利をマークするなどいまやチームにとって〝欠かせない存在〟となった。

がむしゃらに腕を振り続けたタイガースでの2年間を「目の前のことに丁寧に取り組むという積み重ねで〝2年たったな〟っていう感じ。この試合を、この1球をどうしなきゃいけないということの積み重ねで、気づいたら来ていました」と振り返った。

その上で「それを続けていくことが大事かなと。立場が変わってきたり、周りを気にすることも増えると思うんで。いかに目の前のことに集中してプレーしていけるかというのが、今後より大事かなと思います」と表情を引き締めた。

また、昨年12月に行われた「第2回現役ドラフト」では、漆原大晟投手(28)がオリックスからタイガースに加入。移籍1年目の今季は自己最多の38試合に登板し、年俸も大幅アップを勝ち取るなど飛躍の年となった。そんな右腕もシーズン中には「悔しがったりするのは、終わってからだと思うんで。1点取られてしまったら、次の1点をやらないように心がけています。1球1球であったり、一人ひとりっていうことを考えながら、内気にならないようにやっています」。同じ現役ドラフト組・大竹と同様の〝意識〟を明かしていた。

今年の現役ドラフトでは、巨人から畠世周投手(30)が加わる。今季は一軍登板1試合にとどまった右腕が先人たちのマインドを受け継ぎ、新天地で才能を開花させることはできるか。果たして――。(金額は推定)

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