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【Mリーグのリアル何切る?】3種類のくっつき候補 選択の理由を瑞原明奈が本人解説

東スポWEB / 2024年12月18日 14時4分

12月6日第1試合 東3局1本場 南家・瑞原明奈の7巡目(2万1600点・3着目、ドラ=5筒)

写真の場面であなたならどうする? 何を切る? 下にある【答え】を読む前にまずは考えてみよう。

イーシャンテン。どの牌を選択するか、なかなか難しいが…。

【答え=3筒】「選択のゲーム」である麻雀において、最も有名なのがテンパイ形の選択だが、ここに行き着くためにはいかに効率的に面子を作り上げていくかが重要になる。そのためには、孤立していると思われる牌の「くっつき」の可能性を見極める必要がある。瑞原明奈(P)はイーシャンテンの状況で、3種類のくっつき候補から不要な候補を削る作業が求められた。候補は3筒、3索、6萬。ここから瑞原は3筒を捨て、3索・6萬を残したことがズバリ正解。この根拠はなんだったのか。

3索、6萬は完全な孤立牌。一方で3筒は、連続形の中に含まれて2枚あったもので、他の2枚とは性質が異なる。むしろ1・4筒待ちや2・5・8筒待ちと好形で待てるメリットを考えれば、3筒残しが第1選択になる人もいるかもしれない。ただし瑞原は「1・4筒が薄いのが、一番の理由になります」と答えた。「1・4筒が5枚見えで、かつ上家の第1打が1筒で、4筒の所持率が少し高く、下家に関しては筒子の情報がない。そもそも4筒はドラ表示牌なので、面子の軸になりやすい。仮に1筒2枚がまだ山に残っていたとしても、テンパイまでにあと1枚でも捨てられる、もしくは見えてしまったら、1・4筒待ちは絶望的という感覚でした」。瑞原の言うように、4筒は瀬戸熊直樹(雷)がドラ受けの両面ターツとして保持。山には残り2枚という状況だった。

結局、3筒を残し、仮にテンパイまでは最短であっても、アガリという目標に対して1・4筒がネックになる。ならば筒子のブロックは固定して、萬子や索子にくっつきを求めたい、という構想だ。「6萬は、7萬が2枚切られていることから、くっつきに弱い牌ではあるので、そこでちょっと悩んだのですが、それでも1・4筒よりかは枚数が期待できる待ちになる。何より7萬引きのテンパイが一番強い待ちになりそうだったので残しました」

正解の選択には期待以上の結果がついてくる。次巡に7萬を引いて5・8萬で即リーチ。同じくテンパイしていた中田花奈(B)が捨てた8萬でロンアガリ。裏ドラ1枚のご褒美もついての満貫は瑞原にとっても僥倖だった。

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