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【佐世保競輪・GⅢ九十九島賞争奪戦】松浦悠士「どれだけ自力でいい着を取れるか、どれだけ距離を踏めるか」

東スポWEB / 2024年12月18日 21時4分

チャンピオンユニホームは見納めとなる松浦悠士が大暴れを誓う

佐世保競輪の大阪・関西万博協賛GⅢ「開設74周年記念 九十九島賞争奪戦」は19日、開幕する。今年最後のGⅢに松浦悠士(34=広島)、深谷知広、佐藤慎太郎のS班3選手をはじめ全国から銘柄級が勢ぞろい。九州勢は大会連覇を目指す荒井崇博に井上昌己、山崎賢人の地元勢を軸に嘉永泰斗、伊藤颯馬らフルキャストで迎撃態勢を整えており、寒さを吹き飛ばすアツいバトルが展開される。

昨年のグランプリ覇者・松浦にとってはケガに苦しんだ一年だった。「優勝するしかグランプリへの道はない」と並々ならぬ決意で挑んだ11月小倉GⅠ競輪祭は決勝3着に終わり、5年間その座を守ったS級S班から陥落が決まった。だが、下を向いているヒマはない、とばかりに12月は大垣、広島(玉野代替)を立て続けに走り、追加参戦で当地にやってきた。

「今回はコンディション的に大垣、玉野より厳しくなりそう。どれだけ自力でいい着を取れるか、どれだけ距離を踏めるか、がテーマになりますね」

全力で駆け抜けた波乱の1年がようやく終わる。

「今年ラストの開催ですし(今年最後の)赤パンツをお客さんに見てもらえれば。(来年2月の)全日本選抜を優勝するためにも、1月はしっかりやろうと思います」

来年1月はあっせんしない処置のためレースを走ることができないが、捲土重来を期すための大事な時間。そこへ向けていい流れをつなげるためにも、2024年のラストランを気持ちよく締めくくりたいところだ。

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