【F1】角田裕毅よりローソンが勝る理由をホーナー代表が列挙「潜在能力」「倫理観優れている」
東スポWEB / 2024年12月20日 5時4分
F1レッドブルが来季のドライバーに、姉妹チームであるRBの角田裕毅(24)ではなくリアム・ローソン(22)の昇格を決定したことを受けて、人事の最終決定権を持つクリスチャン・ホーナー代表が選考の理由を説明した。
角田はRBで4年間実績を積み、特に今季はマシン性能が劣る中で何度も驚異的な快走を見せて急成長。チーム内外から高い評価を得ていた。ファンやメディアからも実力、実績ともに角田がローソンを圧倒的に上回っていると支持されたが、人事権を掌握するホーナー代表は以前から角田の昇格に消極的な姿勢を崩さず、結局ローソンの昇格を決断した。
ホーナー代表はチームを通じて「リアムのパフォーマンスは、彼が優れた結果を出す能力があるだけでなく、最高のドライバーたちと競い合ってトップに立つことを恐れない本物のレーサーであることを証明した」とローソンを絶賛した。
さらに、米スポーツ専門放送局「ESPN」英国版では、なぜ角田ではなくローソンを選んだのか具体的に説明した。
「2人の差は非常に僅差だった」というホーナー代表は「ユウキは非常に速いドライバーだ。彼には3~4シーズンの経験がある。アブダビでのタイヤテストでは非常に良い仕事をして、エンジニアたちは彼のパフォーマンスに感銘を受けた」と評価する一方で、ローソンには角田よりも勝っている点がいくつかあると力説した。
「リアムの場合、彼のレース分析を見てみると、彼が出場したレースのペースはわずかに(角田よりも)優れていた。予選のペースはユウキと非常に接近している。リアムの潜在能力は、グランプリを11回しか経験していないことを考えると、今後ますます良くなり、強くなる一方だと想定する必要がある。彼は真の精神的な回復力とタフさも示した」。つまり、ローソンのほうが伸びしろがあるというわけだ。
また「リアムに関して特に印象に残っているのは、彼がいかに多才であるかということだ。彼はどんな状況でもうまく対処する。ダニエル(リカルド)が指を骨折した後の(代理出場による)デビューを覚えているだろうか。彼はアウトラップでマックス(フェルスタッペン)と競い合っていた」と指摘して「彼は、そういう気骨のあるレーサー精神を持っているんだ」と強調する。
さらには「エンジニアたちは、今年の彼のレースを通して彼と一緒に仕事をすることを楽しんできた。彼は仕事に対する倫理観も優れている」。角田よりも精神面で成熟しているとの持論も展開した。
角田の〝不可解落選〟は波紋を広げているが、ホーナー代表の説明で沈静化するだろうか。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【F1】レッドブルが角田裕毅の昇格を見送った〝真相〟「怒りっぽく、イライラしやすい」と英メディア
東スポWEB / 2024年12月20日 12時4分
-
【F1】角田裕毅の〝落選〟決定が大波紋「最も論理的で最善の選択肢を断念」「チームとして卑劣」
東スポWEB / 2024年12月19日 19時55分
-
F1角田裕毅はレッドブル昇格ならず ローソンの起用を正式発表、ホーナー代表「本物のレーサーであることを証明」
THE ANSWER / 2024年12月19日 18時4分
-
【F1】角田裕毅の落選報道でレッドブルに批判続出「欧州の国籍持ってたら…」「ホーナーは解雇」
東スポWEB / 2024年12月18日 16時19分
-
【F1】レッドブル代表 昇格問題で周囲の過熱にクギ「あれこれ推測するのは間違っている」
東スポWEB / 2024年12月14日 15時19分
ランキング
-
137歳・織田信成、ラスト全日本に涙の感謝「やって良かった」合計234・68点 挑戦の4回転転倒も3A2本着氷
スポーツ報知 / 2024年12月21日 19時23分
-
2ドジャースに史上最高ぜいたく税 160億6800万円
共同通信 / 2024年12月21日 14時41分
-
3元日本代表が古巣復帰「ついにこの日が!」 15年ぶり地元帰還にファン歓喜「大分のレジェンド」
FOOTBALL ZONE / 2024年12月21日 18時3分
-
4テニス選手への誹謗中傷投稿、半数近くが「怒ったギャンブラー」 と判明 調査
AFPBB News / 2024年12月21日 16時24分
-
5鍵山優真が初優勝!史上2組目の父子優勝 2位は16歳・中田璃士、3位はSP14位の壷井達也
スポニチアネックス / 2024年12月21日 20時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください