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菅野智之 入団会見で抱負「日本一になれなかった。ワールドチャンピオンを目標にしたい」

東スポWEB / 2024年12月20日 11時4分

菅野智之

巨人から海外FA権を行使してオリオールズと1年1300万ドル(約20億円)で契約した菅野智之投手(35)19日(日本時間20日)にオンラインで記者会見した。夢への第一歩を踏み出したベテラン右腕は決断の理由、メジャーへの思い、来季の目標などを語った。以下一問一答。

――なぜオリオールズを選んだのか。どういうアピールがあったのか

菅野 素晴らしいピッチングスタッフ、プレーオフ、ワールドシリーズで勝ちたいという熱意が伝わってきた。純粋にここでプレーしたいと思った。

――ボルティモアの街の印象は

菅野 月曜日にいってきた、素晴らしい街。特にチャールストンというレストランに行ったが、美味しかった。夏はソフトシェルがおいしいと聞いているので今から楽しみ。

――ボルティモアは日本のコミュニティが小さい。気になったところは

菅野 いや、全くそこはなくて、野球で勝負していくという強い気持ちでいる。

――2020年にポスティングシステムで挑戦したが不成立だった。今回、どうしてこのタイミングで

菅野 2020年はコロナもあったし、全然その時とは違う。今年は今年で勝負していこうと思ってシーズンを戦ってきた。

――佐々木朗希(投手=23)について

菅野 しゃべったこともないので全く分からない。

―日本で12年プレーした。米国に行くことは難しい決断だったか

菅野 全然難しくない決断。この舞台に立つのが夢だったので。ある程度日本ではやれたと思う。

――WBC米国戦の経験の思い出と、これから対戦したい相手は

菅野 まず自分の夢だったメジャーリーグで投げるということ、2017年にドジャー・スタジアムで投げて、心から明確に(メジャーで)投げたいと思った、WBCはそういう大会だった。2つめ(の質問)は、誰と対戦したいというよりも、オリオールズには素晴らしい捕手のラッチマンがいるので、バッテリーを組むのが楽しみ。

――自分の投球スタイルについてどう思っている
菅野 もちろん僕は100マイル(約161キロ)を投げるわけではないし、ものすごい変化球もない。(持ち味の)コントロール、コンビネーションはアメリカでも勝負していける自信がある。試してみたい。

――オリオールズのコーチとズームミーティングした時の話を

菅野 まずは自分のコマンド、いろんな球種についてのどれだけのリスクがあるのかとか、今まで投げていなかった球種を投げていなかったコースに投げてみるとか、ストライクゾーンの違いについても話した。(時間が限られていたので)これからもっと詰めて話ができればもっといいものになると思う。

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