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【フィギュア】3位発進・友野一希を支えた〝王者のメンタリティー〟「一気に不安がなくなった」

東スポWEB / 2024年12月20日 19時7分

演技をする友野

フィギュアスケート男子の友野一希(第一住建グループ)は〝王者のメンタリティー〟で表彰台を視界にとらえた。

20日に行われた全日本選手権初日(大阪・東和薬品ラクタブドーム)のショートプログラム(SP)では89・72点で3位発進。4回転―3回転の連続トーループ、4回転サルコーは成功したが、後半のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)でミスが出た。「今日はチャンピオンメンタルで臨む試みをした」と高順位につけた要員を明かした一方で「今日は僕の日だなというのがあったけど、アクセルの前に一瞬催眠がとけた」と苦笑いを浮かべた。

王者としてイメージしたのが五輪2連覇で、現在はプロスケーターとして活躍する羽生結弦だったという。「世界選手権だと思ってちょっと演技したというか、自分は世界の舞台で何度も勝ち続けているという役になりきった。行く前はめちゃめちゃ不安だったけど、ドアを開ける前にちょっと1回それ(チャンピオンメンタル)を試してみようと思ってできたのがよかった。一気に不安がなくなった」と収穫を口にした。

21日のフリーに向けては「同じような気持ちで、チャンピオンメンタルで行きたい」と力強く宣言。強い気持ちで表彰台の座をつかみ取る覚悟だ。

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