国民民主・榛葉幹事長 自公と“１０３万円の壁”協議「年をまたいで、春まで続くかもしれない」

左から玉木雄一郎代表、榛葉賀津也幹事長、古川元久代表代行

国民民主党の榛葉賀津也幹事長は２０日、東京・新橋ＳＬ広場前で行った街頭演説会で、いわゆる「１０３万円の壁」引き上げに向けた自民、公明両党との協議について言及した。

榛葉氏は自民・森山裕氏、公明・西田実仁氏の両幹事長と所得税が生じる１０３万円の壁を「１７８万円を目指して来年から引き上げる」と合意していた。

ところが、同党は１３日に自公側が引き上げ額を１２３万円を提示したことを受けて、１７日に協議を打ち切っていた。

榛葉氏はこの日、自公両幹事長と国会内で会談し、今後も３党協議を継続する方針を確認。今後について榛葉氏は「この交渉は延長戦だ。年をまたいで、我われが満足するまで続きます。春まで続くかもしれない。（令和７年度）予算決定のギリギリまで徹底的に皆さんのために交渉したい」と説明した。