【多摩川ボート】畑竜生 悲願初Ｖへ12度目の正直なるか「準優のＳはバッチリ」

優勝戦は差し狙いとなりそうな畑竜生

ボートレース多摩川の「四市組合設立５７周年記念ＢＴＳ市原カップ」は２０日、準優勝戦が行われた。

畑竜生（２８＝三重）は準優１０Ｒ、インからコンマ０８のトップスタートで先制すると、激しい２番手争いを繰り広げる後続を突き放して完勝。優出一番乗りを決めた。

当地は前回９月に続く優出。「いいエンジンを引けているし、相性もいいですね。足も前回と同じくらい、いいです。全体的にバランスが取れて上位。全部の足がいいですね。乗り心地も悪くないです」。１０月のＧⅠ７０周年記念で末永和也がレコードタイムを叩きだした好素性５０号機を、上位級に仕上げてみせた。

今回が通算１２回目の優出。「優勝したいですね。２コースは苦手なんですけどね。それまでは届いてなかったんですけど、準優のスタートはバッチリ行けました。優勝戦もしっかり行きたい」と、渾身スタートからの差し切りで、悲願のデビュー初Ｖを決める。