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【阪神】ドラ2右腕・今朝丸裕喜に漂う大器の片鱗 同級生は超人OB・糸井嘉男氏との〝共通点〟指摘

東スポWEB / 2024年12月23日 6時4分

スケールの大きい投球が魅力の阪神ドラフト2位・今朝丸裕喜

高卒ルーキー右腕は超人似!? 阪神のドラフト2位・今朝丸裕喜投手(18=報徳学園)が大型新人として期待されている。地元・兵庫出身で高校2年春と3年春の選抜大会に出場し、2年連続で準優勝を経験。今年9月に開催された「第13回 U―18アジア選手権」では高校日本代表のエースも務めた。

指名あいさつでは、プロでの夢をでっかく「200勝投手」と掲げ、今月9日の入団会見では通算200勝を達成した球団OB・江夏豊氏も着用した背番号28をつけることも発表された。そんな右腕について、高校時代の同級生は「超人」こと阪神・糸井嘉男スペシャルアンバサダー(43)との共通点を明かす。

「天然というか…。球種の話をしても〝シュッて投げる〟みたいな感じの答えが返ってくるんで。ホントに糸井選手みたいな感じです」。また、他のナインも「野球の技術はすごいんですが、質問の答えが答えになっていなくて…。あまり野球のことは聞かなくなりましたね」と苦笑いで明かした。

糸井氏は188センチ、99キロと大柄で、6年連続で「打率3割」と「20盗塁」「ゴールデン・グラブ賞」を達成。抜群の身体能力を生かし、19年間のプロ生活で輝かしい実績を残した。その一方、主将を任されたオリックス時代にはキャプテンマークの重さを問われて「これは軽い素材なので…」と真顔で回答するなど「宇宙人」の異名がつくほどの天然キャラだった。

今朝丸も187センチの恵まれた体格から最速151キロの直球、さらにはカーブやスライダーを投げ込むなど、ポテンシャルは群を抜いている。それでも、同級生に連発していたという〝珍回答〟からは同系統の予感も漂う。

超人と同様に非凡な才能を持つ右腕。将来は力強い投球だけでなく、トークでも虎党を盛り上げてくれそうだ。

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