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「東スポ的政界お騒がせ大賞」玉木雄一郎氏&蓮舫氏&小泉進次郎氏を押しのけたMVP立花孝志氏

東スポWEB / 2024年12月23日 11時39分

激震続きだった日本の政界だが…

今年の政界は自民党の裏金問題から派閥解消、岸田文雄首相の総裁選不出馬により石破茂首相が誕生すれば、立憲、公明、維新、共産党でもトップ交代が相次いだ。選挙を巡っての公選法違反の逮捕劇や疑惑まみれにもなった激震の1年を振り返り、全くありがたくないお騒がせのMVPや三賞を選考した。

デスク 終わってみれば、今年は選挙イヤーだったな。衆院東京15区補選から始まり、都知事選、立憲代表選、自民党総裁選、衆院選、さらには兵庫県知事選まで話題が尽きなかった。

野党担当 15区補選が今年の選挙の混乱劇を象徴しました。つばさの党の黒川敦彦代表らが他陣営の街頭演説妨害や選挙カーを追い回し、公選法違反で選挙翌月に逮捕され、保釈されたのはつい先日。実に7か月も勾留された。

与党担当 逮捕は小池百合子都知事を怒らせたというのがもっぱら。自宅まで街宣をかけたから警視庁もメンツ丸つぶれになったからね。

デスク 小池氏は都知事選を前にカイロ大卒を巡る学歴詐称疑惑がぶり返したが、ポスター騒動に救われた。

遊軍 NHK党の立花孝志党首が関連も含めて24人の候補者の枠を一般に販売し、自由にポスターを貼らせる荒業に出た。さらに過去最多の56人が立候補し、ポスター掲示場の枠内に貼れない候補者が出て、経歴詐称疑惑は話題から消えました。

デスク クリアファイルに挟んで、はがれそうになったポスターは令和の時代とは思えない哀愁が漂ってたな。不公平だと訴えていた裁判で高裁は「問題なかった」と判断していたが、あの枠が小池氏だったら選管は掲示場を増設していたよ。ポスターは候補者以外使えないように公選法を改正するようだが、掲示場もデジタルに変えないと。

野党「ガラスの天井は国政にある」と宣言していたはずの蓮舫氏が都知事選にチャンスありと参戦も石丸伸二氏に次ぐ3位の惨敗で、メディアから「2位じゃダメどころか3位」と皮肉られた。告示前の支援呼びかけや都内に貼られた「R」のステッカーが公選法違反かともミソをつけた。早ければ来年の参院選に出てくるかもだが、先行きは厳しそう。

与党 自民党総裁選は当初、小泉進次郎氏が本命視され、麻生太郎副総裁が「進次郎総裁なら亡命する」と発言したとまで漏れた。出馬会見でも「知的レベルの低さで恥をかく」との質問が出て、総裁選中に案の定、ボロが出て失速したが、安心した人も多いのでは。

デスク 衆院選で自民党にお灸を据えられたのは当然で、統一教会や裏金など、本来は野党に転落してもおかしくなかったほどの問題。少数与党の石破政権は短命予想が多いけど、論客で答弁は安定しているし、鉄オタ仲間の維新の前原誠司氏とはウマが合うから意外と参院選を乗り切れば、長期政権の可能性も出てきているよね。

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