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菅野志桜里氏 玉木雄一郎氏のテレ朝批判を諫める「放送法4条を持ち出してメディア批判する政治家であってほしくない」

東スポWEB / 2024年12月24日 12時24分

菅野氏と玉木氏

元衆院議員で弁護士の菅野志桜里氏が24日、Xを更新し、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に苦言を呈した国民民主党の玉木雄一郎衆院議員を諫めた。

菅野氏は「玉木さん。政治家が放送法4条を持ち出して番組をけん制するのは控えるべきと思う」と切り出した。

23日放送の「モーニングショー」で103万円の壁引き上げを巡って、国民民主党側の姿勢が批判されたことを受け、玉木氏はXに「一方的に報じるのはバランスを欠いていると思いますし、悪質な印象操作」「放送法4条『意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること』の趣旨にも反する」などとテレ朝を糾弾していた。

菅野氏は自身の国会質問を振り返り、「むかしむかし、4条の政治的公平を『1つの番組でも判断できる』と変更した高市答弁がありました。私質問者だったからよく覚えています。でもその後総務省は『極端な場合も含めて放送局全体で判断しますね』としらっと元の解釈に戻してるんですよね。高市答弁は安倍政権下の一時の勇み足ということにしたわけです」と言及した。

そのうえで「なのでモーニングショーにしてもウェークアップにしても、1つ1つの番組に注目して政治的公平の有無を評価するのは過度のメディア介入になるからやりません、というのが政府のスタンスです。分かった上でだから『放送法4条の「趣旨」に反する』と書いたにしても、その前提となる4条の解釈自体が憲法21条の趣旨に反する可能性があります。何より玉木さんには、放送法4条を持ち出してメディア批判する政治家であってほしくないのよね。憲法感覚よろしくです」と結んだ。

元同僚でもある菅野氏の忠告に玉木氏は「気をつけます」と即レスしていた。

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