【大相撲】照ノ富士が初場所での復帰に意欲「先場所より全然いい。ペースを上げていければ」

力士会に出席した照ノ富士（左）と豊昇龍

大相撲初場所（来年１月１２日初日、東京・両国国技館）を控えた２４日、横綱照ノ富士（３３＝伊勢ヶ浜）が国技館で開かれた力士会に出席した。１１月の九州場所は両ヒザの古傷や糖尿病の影響で全休。今年は本場所での皆勤が２場所だけと苦しい状況が続いている。

一方で、横綱審議委員会（横審）の山内昌之委員長（東大名誉教授）は九州場所後の定例会合の会見で照ノ富士について言及。「私たち（横審）としては次の場所で土俵に復帰することを含めて、照ノ富士が最善の判断をするように期待している」と静観の構えを見せている。

この日の力士会後に取材に応じた照ノ富士は「やれることをやっている。冬巡業で稽古？ １日だけだよ」と言いつつも「（体調は）先場所よりは全然いい。（初日まで）まだ時間がありますし、もうちょっとペースを上げていければ」と復帰に意欲を示した。