井上尚弥 パリ五輪代表・原田周大とスパーリング 1・24グッドマンとの防衛戦へ準備着々

スパーリングを行う井上尚弥（左=大橋ジム提供）

ボクシングの大橋ジムは２４日、世界スーパーバンタム級４団体統一王者・井上尚弥（３１＝大橋）がパリ五輪代表の原田周大（専修大）とスパーリングを行ったことを明かした。

この日は当初、東京・有明アリーナでＩＢＦ＆ＷＢＯ同級１位サム・グッドマン（２６＝オーストラリア）との防衛戦が予定されていたが、挑戦者が練習中に左目上に裂傷を負ったため、来年１月２４日へ延期となった。

それでも、井上は自身のＳＮＳで「ここからさらに準備期間を１か月もくれるのは、自分にとってはプラスでしかないと思う」とコメントするなど、気持ちは前向き。先週から日本フェザー級王者・松本圭佑（大橋）とスパーリングを開始しており、２３日には原田と実戦練習で汗を流した。

この日から大橋ジムは防衛戦のチケットの一般販売を開始。モンスターは仕切り直しとなる一戦へ向けて、着々と準備を進めている。